オキナワン・スパイス ピパーチ実ってまーす
沖縄県、特に八重山地方で利用されている独得な香りのするスパイスといえばピパーチです。
ヒハツモドキという名前のコショウ科の植物ですが、フィファチ、ピパーチ、ピパーツ、ピィーヤシなどなどいろいろな方言名で呼ばれます。
八重山によく旅行をしていた時は、そば屋さんに入れば必ずテーブルに置かれていて、大好きなのでいつもいっぱいふりかけて食べていました。
ところが、本島に移住してきてそば屋さんに入っても、
「あれ」ピパーチが置いてないぞー!!」っていうお店の方が多くてちょっとガッカリ。
本島では、そこまで一般的に利用はされていないのがとっても残念!
それでも、もっと本島にも普及させようとしている団体もあるらしく、数年前にピパーチの挿し木&利用法の講習会があり参加しました。
その時に挿し木して持って帰ってきたピパーチがすくすくと成長してくれていて、毎年実をつけていますよー。
今年は特にたくさんの実が付いている感じで嬉しいな〜♪
赤く熟したら収穫です。
これを軽く湯通ししてから乾燥 → 粉末にすればできあがり。
八重山では、生の実をすりおろして刺身醤油の薬味にしたり、葉っぱはジューシーの香り付けに利用したりするようですヨ!
確かに葉っぱもいい香りなので、私は葉っぱも乾燥させて粉にしてクッキーなどの香り付けに使ったりもしていまーす(^^)