大好きな島ハーブ ”月桃”

月桃沖縄はハーブの宝庫ともいえる島。
温暖な気候で様々なハーブや薬草が育ち、またそれをお料理や民間療法として活用する文化がそれぞれの家庭であったりするんだなぁと感じることが多くあります。

沖縄特有の薬草やハーブのことを「島ハーブ」と表現したりすることもありますが、私は島ハーブの中でとっても好きなものに「月桃」があります。

初めてその名を知ったのは、まだ沖縄に移住する前、宮古島を旅行していた時だったと記憶しています。
本土での生活では嗅いだことのない葉の香りに癒され、またその香りのする葉っぱの名前が「月」&「桃」で「げっとう」という名前だと教えてもらい、神秘的な漢字で表現されるこの植物にとっても魅了されることとなりました。

そして、お花の形もとっても可愛い。本当に「月から生まれた桃みたいな美しい姿ですね〜。

お家の近く、私のランニングコースに月桃が雑草のようにたくさん生えているスポットがあるので、毎年走りながら、春になると「あ!月桃の花が咲き出した!」と思わず目がいくし、花が終わり実が出来始めたこともチェックしていました。

月桃の実そして最近は、その実が緑色だったのが朱色に変化して熟しはじめているのです。
まだまだ暑い沖縄ですが、月桃はしっかりと秋を感じて実を熟させているんだなぁ、秋が始まっているんだなぁと教えてくれます。

熟した色がとっても綺麗なので、クリスマスクラフトに活用しよう〜!とその雑草みたいに生えている場所からゲットしてきましたよー。

月桃は、沖縄ではサンニンと呼ばれたりもして、お餅を包んで風味付けや防腐に役立てたり、お茶や虫除けなど身近な薬草として利用されてきたようですが、最近では月桃に含まれるポリフェノールの抗酸化作用が注目されたり、リラックス作用もある精油が化粧品の材料としてもよく利用されるようになっています。

もっともっと月桃の良さが広まって欲しいような、、、あまにも人気が出過ぎて手に入りにくいハーブにならないで欲しいなぁ、、と願いたいような、、、複雑な気持ちにもなったりします。

自生する葉っぱを自由に使える沖縄。
もっともっと活用していきたいなぁと思います(*^^*)

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