ハーブボールの作り方
タイの国で古くから伝わるハーブボールマッサージ。
フレッシュまたはドライのハーブを布で包んだハーブボールを蒸した後、身体のセン(身体のエネルギーラインのようなところ)に押しあてながらほぐしていくマッサージです。
蒸すことでハーブの香りも十分に味わうことができ、また温熱効果で身体が温まり血流もアップしてほぐれやすくなります。
そんなハーブボール作りを、数年前のタイ旅行の際に実際にマッサージスクールで体験したことがあります。
その時は、ターメリックやカーと呼ばれるタイのショウガ、コブミカンなどなど、フレッシュなタイハーブを木槌のようなもので叩いて砕き、
それを布に包んで作りました。
実際にマッサージの体験もしたけれど、熱々のハーブボール、すぐに身体がポカポカしてきて気持ちよかったなぁ〜(*^^*)
でも、フレッシュハーブで作ると、すぐに劣化してしまうのが気になります。
ドライハーブで作ると、もう少し使用回数や期間が長くなるかなぁと思いますよー。
たっぷりとハーブを使うので、けっこう材料費がかかっちゃったりします。
ご自宅でたくさん収穫できたハーブ等も活用すると良いかもしれませんね〜。
作り方です。
タイでよく売られているハーブボールよりは小ぶりな感じです。
まずはたっぷりのハーブ(400ml入る紙コップにすり切り1杯くらい)を約30cm四方の布の真ん中に置きます。
布は綿や麻などの自然素材がいいですよね〜。
それをキッチリと、パンパンに丸める感じにしたところをしっかりと麻ひもで結んでボール状にします。
ゆるみがないよう、パンパンにするのがポイントです。
麻ひもは2メートル位、眺めに準備しておきます。
ボールの上の部分、布の端っこのボサボサしたところを隠すように巻き込んで持ち手の部分を作ります。
その持ち手の部分を麻ひもでグルグル巻きにすれば出来上がりです。
このドライのハーブボール、まずは電子レンジで加熱するだけでもいい感じで香りが立ち、身体に押し当てるとジワァ〜っと熱が身体の芯まで届く感じで気持ちが良いです。
冷めたらまた温め直し、何度か使用できます。
自然素材ですので、やはり香りが薄れてきたり劣化してきたりしますので、
数回使った後はこのハーブボールを水に15分くらい浸した後にラップに包んで電子レンジで加熱(蒸し器で蒸してもOK)。
蒸したハーブボールも気持ちがいいですよ〜。
使い終わったらビニールやラップで包んで冷蔵庫に保存。
2〜3回は使えるかな??
最後は浴槽に入れてハーブバスを楽しんだり、中身を肥料として自然に還元したり、、、
という使い方です。
これからの寒ーい季節におススメですヨ(^^)