スパイスクラフト フルーツポマンダーの作り方

ハーブインストラクター養成講座。
隔週木曜日に開講中です。
ハーブ、スパイスの利用法やアロマセラピーの健康美容への活かし方など幅広く学びます。
毎回、様々な実習を行うので、初めての方から資格取得を目指す方まで楽しく学べます。

今回のテーマは「フルーツポマンダー」。

オレンジやレモンなどの柑橘類にクローブというスパイスを刺しこんで作る香りのクラフトです。

昔は魔除けや疫病よけなどに利用されたと言われていますが、
現在はクリスマス飾りや、防虫効果を狙ってクローゼットなどにぶら下げてもいいかもしれません(^^)

<作り方のポイント>
・一度竹串で穴を開けてから、しっかりと奥まで刺仕込みます。その時にクローブのてっぺんの丸い部分を強く押すと砕けてしまうので、脇の方を持って丁寧に挿しこみましょう。

・クローブとクローブの感覚は2~3ミリ程度間隔を空ける。
水分が抜けて乾燥すると、果実の大きさは小さくなるので縮むことを想定して間隔を空けておくと完成した時には綺麗に密集した状態になります。

・これは温暖な沖縄で作る際のポイントです。
書籍などでは、リボンをかけるところはクローブを刺しこまないで作る方法が紹介されていることがほとんどですが、
沖縄でこの方法で作ると、クローブを刺しこんでいない部分から青カビが発生して失敗する原因となります。
(クローブの殺菌・防腐効果を実感しますね〜)。
そして、作る時期は11~2月頃の比較的乾燥している涼しい季節に作りましょう!

・全体にクローブを挿したら、ポマンダーミックススパイスを全体にまぶし、直射日光の当たらない風通しの良いところで気長に乾燥させましょう。ミックススパイスのブレンドは、パウダー状のクローブ、シナモン、オールスパイスなど手に入るもの、好みのものを数種類混ぜます。単品でも大丈夫です。

乾燥したらリボンを装飾して完成です。

沖縄で作るのは今がベストシーズンかも知れません。

今回は沖縄県産のタンカンで作ってみました。
完成が楽しみです♪

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